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はやこ
ふりがな文庫
“はやこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
早来
50.0%
早子
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
早来
(逆引き)
古い物語に母一人子一人、夕の山路を
物淋
(
ものさび
)
しく通っていると、
早来
(
はやこ
)
早来とこの鳥が啼いた。そうして心付いて見ると、背の幼な児は死んでいたという。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
早来
(
はやこ
)
・早来と啼く鳥の声を聴いて、悲しく怖ろしく道を急いでいると、いつの間にかその背の子が死んでいた。これは『
藻塩草
(
もしおぐさ
)
』という本にある話で、多分知っている人も多いであろう。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
はやこ(早来)の例文をもっと
(1作品)
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早子
(逆引き)
早子
(
はやこ
)
と云ふのは顏は痩せてゐたけれども目を
瞑
(
つぶ
)
つたりすると印象の強い暗い蔭が漂つた。そうして
口豆
(
くちまめ
)
な女だつた。
艶子
(
つやこ
)
と云ふのがゐた。顏の輪廓の貞奴に似た高貴な美しさを持つてゐた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
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