“はちさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鉢前50.0%
鉢崎50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、入交いれかわるのに、隣の客と顔が合うから、私は裏梯子うらばしごを下りて、鉢前はちさきへちょっと立った。……
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
汽車で海岸を走ってみると日本海の方面では鉢崎はちさき鯨波くじらなみのあたりからもう旅人の目を留めしめる。能登の磯山にも咲いているかと思うが、自分には確かな記憶がない。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)