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はしばこ
ふりがな文庫
“はしばこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
箸箱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
箸箱
(逆引き)
平次は大きな
箸箱
(
はしばこ
)
へ、ガチヤガチヤと自分の箸をしまひ込んで、お靜の方へ膳を押しやると、心得たお靜は、それを持つてスーツとお勝手へ立ちました。
銭形平次捕物控:199 蹄の跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
孰
(
どつち
)
も色が浅黒いところから、長火鉢は
紫檀
(
したん
)
、食卓も鏡台も
箸箱
(
はしばこ
)
も黒塗りといつた風の、世帯をもつ前後の他愛のない気分や、木山が遊び半分親店へ通つてゐる間に
のらもの
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
幸
(
さいわい
)
に
箸箱
(
はしばこ
)
の下に紙切が見着かった——それに、
仮名
(
かな
)
でほつほつと(あんじまいぞ。)と書いてあった。
瓜の涙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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