“はげわし”の漢字の書き方と例文
語句割合
禿鷲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眼の鋭い、禿鷲はげわしのような男が訪ねてきて、欽二の行動について、お松の知ってる限りをのみのような舌の先きでほじくっていった。
反逆 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
実際感情を害することもあれば、用事がひどくこんがらかって、おしまひはいくら禿鷲はげわしコルドンさまのご裁判でも、解けないやうになるのだったと申します。
林の底 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
禄付きの禿鷲 山の端にチャ・ゴッポ(禿鷲はげわし)という鳥が五、六羽居るのを見た。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)