“はくび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白眉90.9%
薄媚9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
レコードではビクターのトスカニーニがN・B・C交響管弦団を指揮したのが白眉はくびであろう(JD一七二〇—二)。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
歌麿一家の制作に対するその詩人的感情の繊細と文辞の絶妙なるに至つては永く浮世絵研究書中の白眉はくびたるべし。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
劉宋の朝の読曲歌にも〈打ち殺す長鳴き鶏、弾じ去る烏臼うきゅうの鳥〉。『遊仙窟』には〈憎むべし病鵲びょうじゃく夜半人を驚かす、薄媚はくびの狂鶏三更暁を唱う〉。