“はくがいがい”の漢字の書き方と例文
語句割合
白皚々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またロシアのある地方で牧牛が白皚々はくがいがいたる雪の強い光のため眼病を起すのを防ぐとて一種の眼鏡をかけさせた話がある。
話の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
が、如何せん、越前の山野は、鬼将軍の夜も鏘々しょうしょうと鳴る心事に反し、十月末はもう白皚々はくがいがいの雪、意はうごかし得るも、軍はうごかすよしもない。折から
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかも倒れているその周り、時ならぬ胡粉の雪の白皚々はくがいがいへはベットリながれている唐紅からくれないの小川があった。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)