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はかまだれやすすけ
ふりがな文庫
“はかまだれやすすけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
袴垂保輔
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袴垂保輔
(逆引き)
むかし、
袴垂保輔
(
はかまだれやすすけ
)
という大盗の
妾
(
めかけ
)
がここに住んでいた。その跡がこの大榎だということになっている。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『姿隠しの袋笠』と『鳥音聞こえの木笛』には王朝時代の大盗賊
袴垂保輔
(
はかまだれやすすけ
)
の霊魂が、固くしっかりこびり付いているのじゃ。
私
(
わし
)
といえども二種の宝物を永く自由に使うことは出来ぬ。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
平安朝には
袴垂保輔
(
はかまだれやすすけ
)
、源平時代には
熊坂長範
(
くまさかちょうはん
)
、これ本朝の二大賊じゃ! それにも
勝
(
まさ
)
った大盗心をそなた蔵しておろうがの! いいや隠しても隠されぬわい! 老人の眼は
浄玻璃
(
じょうはり
)
じゃ。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「王朝時代の大盗賊、
袴垂保輔
(
はかまだれやすすけ
)
だ」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
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