“はえたたき”の漢字の書き方と例文
語句割合
蠅叩100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
入道の名にうたわれ、かつは、硯友社の彦左衛門、と自から任じ、人も許して、夜討朝駆に寸分の油断のない、血気ざかりの早具足なのが、昼寝時の不意討に、蠅叩はえたたきもとりあえず
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
去年こぞ残し置きたるこゝの蠅叩はえたたき
七百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
蠅叩はえたたき作り待ちをる避暑の寺
七百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
山寺に蠅叩はえたたきなし作らばや
七百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)