“ねおしろい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寝白粉75.0%
寝白粧25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長火鉢には鶴吉より年上らしい四十前後の大年増おおどしまが、しどけない伊達巻だてまきに丹前をひっかけ、燗銅壺かんどうこに入れるばかりの銚子を猫板にのせ、寝白粉ねおしろいをつけて待っているといったふうな家庭でありました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
肌着も毎日のように取替えて、欠かさずに湯に入って、綺麗にお化粧をして、寝る時はきっと寝白粧ねおしろいをしたんですって。
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)