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にょにんぞう
ふりがな文庫
“にょにんぞう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
女人像
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女人像
(逆引き)
かくて与八が、再び抱き起して、作事小屋へ抱え込んだのは、グロテスクの本尊、悪女塚の
女人像
(
にょにんぞう
)
でありました。
大菩薩峠:35 胆吹の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
納屋の中にはストオヴが一つ、西洋風の机が一つ、それから頭や腕のない
石膏
(
せっこう
)
の
女人像
(
にょにんぞう
)
が一つあった。殊にその女人像は一面に
埃
(
ほこり
)
におおわれたまま、ストオヴの前に横になっていた。
悠々荘
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その蓋を取り
除
(
の
)
けて、筒の中にあるものを探り出すと、それは紙質も判らないような古い紙に油絵具で描かれた一種の
女人像
(
にょにんぞう
)
で、異国から渡って来たものであることは誰の眼にも
覚
(
さと
)
られた。
半七捕物帳:33 旅絵師
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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(3作品)
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