“にひくさ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ニヒクサ
語句割合
新草100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもしろきをばなきそ古草ふるくさ新草にひくさまじりひはふるがに 〔巻十四・三四五二〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
……旧草ふるくさに 新草にひくさまじり、生ひば 生ふるかに——だな。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
「おもしろき野をばな焼きそ古草ふるくさ新草にひくさまじりひはふるがに」(巻十四・三四五二)、「おもしろみ我を思へか、さつ鳥来鳴きかけらふ」(巻十六・三七九一)等の例があり
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)