“にいはる”の漢字の書き方と例文
語句割合
新春100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行くほどに、急ぐほどに、町はやぶいり、日はぽかぽかびより、——湯島のあたり突く羽子の音がのどかにさえて、江戸はまたなき新春にいはるでした。
いつのまにか新春にいはるの日も昼をすぎて、行きついたその四ツ谷ご門あたりは飄々ひょうひょう颯々さつさつとめでためでたの正月風が、あわただしげに行きかわす中間小者折り助たちのすそを巻いて