“なりをは”の漢字の書き方と例文
語句割合
成了100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母親は物を見るべき力もあらずあきれ果てたる目をばむなしみはりて、少時しばしは石の如く動かず、宮は、あはれ生きてあらんよりたちまち消えてこの土と成了なりをはらんことの、せめて心易こころやすさを思ひつつ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)