“なかむかし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
中古50.0%
中昔50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中古なかむかしの頃この宮居のいと栄えさせたまいしより大宮郷というここの称えも出で来りしなるべく、古くは中村郷といいしとおぼしく
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
延宝元禄の頃続狂言つづききょうげん道具どうぐ口上こうじょうなど始まり俳優には中村伝九郎、中村七三しちさ永島茂右衛門ながしまもえもん、宮島伝吉、藤田小三郎、山中平九郎、市川団十郎ら声名ありし時代を中昔なかむかしとなしぬ。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)