“ないふん”の漢字の書き方と例文
語句割合
内紛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「一族内紛ないふんの蔭には、何よりも、平良持の遣領が、争いの因になっていると断じる。よろしく、将門に渡すべき荘園の地券や、田領の証書など、一切を、このさい返却して、和解いたすように」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山城守道三どうさんは、養子の義龍よしたつに殺され、その義龍も去年病死したりして、美濃は内紛ないふんに次ぐ内紛のみだれにあり、事実、小六への影響としても、道三の在世中は仕送っていた年々の禄米ろくまいや何かの手当も
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)