“どっこうどう”の漢字の書き方と例文
語句割合
独行道100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は処世下手べたでも、決して世にすねたり、逆剣をつかう人でなかった。独行道どっこうどうの冒頭に、「世々の道にそむかず」と書いているのを見てもうかがわれる。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十九句から成っている彼の座右銘「独行道どっこうどう」は、つぶさに見ると、まったくそのものである。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
五輪書や独行道どっこうどうぐらいを含味がんみして、剣道初期の剣人の中では、最も心境の高いところへ行った人間と考えていた程度で、座談会で武蔵を支持して云ったのも信念ではなくて
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)