“どうするれん”の漢字の書き方と例文
語句割合
堂摺連100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時の進むことの早さ、綾之助の堂摺連どうするれんはみんな紳士中産階級以上の人になり、時世の潮流もおしなべて向上した。
竹本綾之助 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
さながら娘義太夫たれぎだ堂摺連どうするれんのように四方八方から詰め寄られて、さすが警保局長も哀れはかなく見えた時、この騒動にピリオドを打つように、けたたましく卓上電話のベルが鳴り出した。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
綾之助党は三田の慶応義塾と芝の攻玉舎こうぎょくしゃの生徒が牛耳ぎゅうじをとっていた。それが今日の堂摺連どうするれんの元祖である。
竹本綾之助 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)