“とれつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
堵列100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
別當のやかたは、この六坊をば、たとへば堵列とれつした兵士のやうに見て、それに號令してゐる指揮官といつたやうな前面の地位にあつて、天滿宮の本殿、拜殿と並んでゐた。
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
駅のフォームに婦人団体、女学生団などが、二、三百人も堵列とれつしている。これは、支那の前線から帰ってきた看護婦たちを出迎えているのだ。私たちの出迎え人も山のようである。
淡紫裳 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
村々の沿道には、老若男女が堵列とれつして殿下をお迎え申上げていた。