“としとくじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トシトクジン
語句割合
年徳神50.0%
歳徳神50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年徳神としとくじんでも恵比須大黒えびすだいこくでも、またはオシラという養蚕ようさんの神でも、妙に力強く人心を支配していた。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
しかし正月となるとさらにいま一段と大切なる賓客が、雪を踏み分けて迎えられねばならなかった。正月さまとも歳徳神としとくじんとも福の神とも名づけて、一年の福運を約諾やくだくしたまうべき神々がそれであった。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)