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とこん
ふりがな文庫
“とこん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
吐根
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吐根
(逆引き)
南蛮
(
なんばん
)
物にはよく効く吐剤がある。南の方の国で取れる
吐根
(
とこん
)
などはその一つだが、なかなか手には入るまいよ、——だが、こいつは
内証
(
ないしょ
)
にして貰いたい。
銭形平次捕物控:152 棟梁の娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
南蠻
(
なんばん
)
物にはよく効く吐劑がある。南の方の國で取れる
吐根
(
とこん
)
などはその一つだが、なか/\手には入るまいよ、——だが、こいつは
内證
(
ないしよ
)
にして貰ひたい。
銭形平次捕物控:152 棟梁の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
珠玉、細工物、ギャーマン、
羅紗
(
らしゃ
)
、それに南蛮物の
生薬
(
きぐすり
)
の数々。その中には万兵衛が呑んだと思われる
吐根
(
とこん
)
も、佐太郎を殺したと思われる
砒石
(
ひせき
)
も交っていたことはいうまでもありません。
銭形平次捕物控:152 棟梁の娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
珠玉、細工物、ギヤーマン、
羅紗
(
らしや
)
、それに南蠻物の
生藥
(
きぐすり
)
の數々。その中には萬兵衞が呑んだと思はれる
吐根
(
とこん
)
も、佐太郎を殺したと思はれる
砒石
(
ひせき
)
も交つてゐたことはいふまでもありません。
銭形平次捕物控:152 棟梁の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
毒は
砒石
(
ひせき
)
だ、二本目の徳利に入っていたのだ。最初の徳利はなんにも入っていないが、酒を呑む前に、万兵衛はうんと
吐根
(
とこん
)
を呑んでいた、——二本目の酒——毒の入ったのは佐太郎一人で呑んだかな。
銭形平次捕物控:152 棟梁の娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
毒は
砒石
(
ひせき
)
だ、二本目の徳利に入つてゐたのだ。最初の徳利はなんにも入つてゐないが、酒を呑む前に、萬兵衞はうんと
吐根
(
とこん
)
を呑んでゐた、——二本目の酒——毒の入つたのは佐太郎一人で呑んだかな。
銭形平次捕物控:152 棟梁の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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