“とうだいもとくら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
燈臺下暗50.0%
灯台下暗25.0%
燈台下暗25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「親分は御存じないんで、そいつは燈臺下暗とうだいもとくらしだ」
注意深い彼に似合わしからぬ立派な犯跡をのこすことになるのでネ。ところが御覧のとおりダイヤルは受信機の下に転げこみ、所謂いわゆる灯台下暗とうだいもとくらしの古諺こげんに彼奴はしてやられたのです。
赤耀館事件の真相 (新字新仮名) / 海野十三(著)
世間では十日も前からうわさがあったが、社員は燈台下暗とうだいもとくらしで、沼南の腹心はあるいは知っていたかも知らぬが、ひらの社員は受渡しの済んだ当日になっても知らなかった。
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)