“とうう”のいろいろな漢字の書き方と例文

カタカナ：トウウ

語句	割合
当于	33.3%
桃雨	33.3%
棟宇	33.3%

当于

須卜居次（すぼくきょじ）というのが長女であって当于（とうう）居次というのが次女であった。

沙漠の美姫 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)

桃雨

それは『俳諧（はいかい）』と題する雑誌であって、居士が伊藤松宇（しょうう）、片山桃雨（とうう）諸氏と共に刊行したものであって、その中には余が居士に送った手紙の端に認めておいた句が一、二句載っていた。

子規居士と余 (新字新仮名) ／ 高浜虚子(著)

棟宇

年少の友だつた田能村竹田（たのむらちくでん）の、「収蔵せる法書、名画、金石、彝鼎（いてい）、及び夷蛮（いばん）より出づる所の異物奇品棟宇（とうう）に充積す」

僻見 (新字旧仮名) ／ 芥川竜之介(著)