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でむら
ふりがな文庫
“でむら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
出村
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出村
(逆引き)
そういう所へは
出村
(
でむら
)
を企て永住をする者も後には出て来る。それゆえに焼くという地名が残っていて、実はもうただの耕地にしてしまっているのである。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
従来の土地を耕作したのみでは生活が保ち切れないとなると、新たに荒地を開いて
出村
(
でむら
)
枝村
(
えだむら
)
をつくる。
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
『三州志』などを見ると、加州藩では他の諸国で
出村
(
でむら
)
・
分郷
(
わけごう
)
・
枝村
(
えだむら
)
といい、越前で
朶
(
えだ
)
などといっていた小部落を垣内と公称し、何郷何箇村及び垣内幾箇処などと録している。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「
名
(
みょう
)
」は荘園の小区劃の意味で、おそらくは別名は個々の名主がなした追加開墾地であろう。要するにこれらの地名は今日の語でいうと
枝郷
(
えだごう
)
・
出郷
(
でごう
)
・
出村
(
でむら
)
というのに該当するのである。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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