“てるもと”の漢字の書き方と例文
語句割合
輝元100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さらに、一年を籠城し、ことしこそは、毛利輝元てるもと自身も、吉川、小早川も、西ノ宮附近に上陸し、大挙、信長を圧して来るかと見えたが——依然、その包囲は、示威恫喝じいどうかつにとどまっていた。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
容易には出て来ない毛利軍が輝元てるもとを始め、吉川きっかわ小早川こばやかわ、その他の宿老まで、大兵を挙げて、一上月城こうづきじょうや三木城の後詰うしろまきに上って来たことは、これこそ天の与え給う絶対な機会ではござりませぬか。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「安国寺? ……うむ、毛利輝元てるもとを引き入れる手びきにな」
大谷刑部 (新字新仮名) / 吉川英治(著)