“てつりょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
鉄梁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重々しく揺れまわっている鉄梁てつりょうには難なく引綱が結びつけられた。そして一男は残った綱のたまを、監督を中心に群がっている人たちの真中へ手際よく投げおろした。
秋空晴れて (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
少年は今まで立っていた板張いたばりから出はずれると、ことさらに手で平均をとる様子もなく、両足をならべて立つはばもない鉄梁てつりょうつたって、ひょいとビルディングの一番外側になっている鉄桁てつげたに足をのせた。
秋空晴れて (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)