“てつかせ”の漢字の書き方と例文
語句割合
鉄枷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一瓶ひとびんの水と、数粒の豆が浮いてる貧しい一皿のしるとを、寝台のそばに置き、彼の鉄枷てつかせを調べ、鉄格子てつごうしをたたいて検査した。
暗闇くらやみの中に恐ろしい鉄枷てつかせをそなえて待ってる梁の下に、彼らは押しやられた。腕をたれてる鎖と手をひろげてる首輪とは、そのみじめな者らの首筋をつかんだ。
銅貨の中に隠した針くらいの長さのその鋸で、錠前の閂子かんしや、かきがねの軸や、海老錠えびじょうの柄や、窓についてる鉄棒や、足についてる鉄枷てつかせなどを、切らなければならない。