“づうづう”の漢字の書き方と例文
語句割合
図々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし娘じみた細君の代りに図々づうづうしい母を見出したのは、……保吉は歩みつづけたまま、茫然と家々の空を見上げた。空には南風みなみかぜの渡る中にまるい春の月が一つ、白じろとかすかにかかつてゐる。……
あばばばば (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
或声 お前は何と云ふ図々づうづうしい奴だ。
闇中問答 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)