トップ
>
つるこけもも
ふりがな文庫
“つるこけもも”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蔓苔桃
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蔓苔桃
(逆引き)
それから鏡に向って胸当をつけ、鼻の孔からのぞいていた鼻毛を二本ひっこ抜くと、間髪を入れず、ピカピカ光る
蔓苔桃
(
つるこけもも
)
いろの燕尾服を
著
(
つ
)
けていた。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
紅に染った葉の色も霜や雪に焼けて、少し黒ずんでいた。草間には小岩鏡の群落が花時の美観を偲ばせ、
蔓苔桃
(
つるこけもも
)
の紅い実がこぼれ散った宝玉を思わせる。
秋の鬼怒沼
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
池の囲りには小岩鏡、御前橘、石楠、姫石楠、イワハゼ、珍車、
岩高蘭
(
がんこうらん
)
、立山
竜胆
(
りんどう
)
、
蔓苔桃
(
つるこけもも
)
、麒麟草、猩々袴、鷺菅などがあり、殊に毛氈苔と白山小桜が美しい。
利根川水源地の山々
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
まずピカピカ光る
蔓苔桃
(
つるこけもも
)
いろの燕尾服を
著
(
き
)
た上へ大きな熊の毛皮の裏をつけた外套を引っかけて、旅館の給仕に、或は右側から、或は左側から腕をとられながら階段を降りて
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
つるこけもも(蔓苔桃)の例文をもっと
(3作品)
見る