“つらよご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
面汚90.9%
顔汚9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸の御用聞きの面汚つらよごしであると、頭から叱ってしまえばそれ迄であるが、先代の世話になった義理を思えば、なんとか彼を救ってやらなければならない。
半七捕物帳:64 廻り灯籠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
日頃「親の面汚つらよごし」のように言われている節子にも、その親のために役に立つ時が来た。年も暮れようとする頃に成って、突然義雄が重い眼病にかかったからで。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
那麽奴ア吾々軍人の顔汚つらよごしだ。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)