“つったちあが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
突立上50.0%
突起上50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手係りさえ出来れば、もう何のあぶないことはない。彼はその柱を力に、百五十尺の大空に突立上つったちあがった。颯爽さっそうたる金色の空の勇士。妙な心理だ。群集は賊が安全になったのを見て、やっと胸撫で下した。
黄金仮面 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
ト云ッて文三は血相を変えて突起上つったちあがッた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)