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つじだ
ふりがな文庫
“つじだ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
辻立
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
辻立
(逆引き)
ただし、盛遠詮議の
辻立
(
つじだ
)
ちは、あすかぎりで止めよ、という
院宣
(
いんぜん
)
は、ただちに洛中各所の、武者の
屯
(
たむろ
)
へ、つたえられた。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
辻立
(
つじだ
)
ちから引き揚げて帰ると、そのままの姿で
玄米
(
こめ
)
を
炊
(
かし
)
ぎ、薪をわり、また、畠の芋や
蔬菜
(
そさい
)
など
採
(
と
)
ってきて——ともあれ大家族の晩飯のしたくに、夕煙りをにぎわい立てているのだった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここにも、衛府の侍が、
辻立
(
つじだ
)
ちしていた。天皇と上皇のおん仲の冷やかさを映じて、武者仲間にも対立がある。——“雑武者”が
癪
(
しゃく
)
だったにちがいない。清盛は、大きな眼で、大勢を迎えた。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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