“つぐあき”の漢字の書き方と例文
語句割合
承昭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「十七日。晴。弘前侯為御見廻当所御通行、総兵隊へ為御土産御酒御肴被成下。」弘前侯は津軽承昭つぐあき、二十八歳。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
津軽家は順承ゆきつぐの世に柏軒を招請し、承昭つぐあきも亦其薬を服した。柏軒の歿後に其後をいだものは塩田楊庵であつた。当時津軽家の中小姓に板橋清左衛門と云ふものがあつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
按ずるに当時津軽承昭つぐあきを援ふ令は福山、宇和島、吉田、大野の四藩に下つた。福山の兵は此日ともの港にやどつた。「九月廿一日、晴、朝五時揃。(中略。)夕七時前鞆湊著。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)