“ちよんまげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丁髷85.7%
丁髯14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治の御維新で、今まで頭のうしろに結んでゐた丁髷ちよんまげをとつてしまひました。また街道をば、人を乗せて通つたかごがなくなり、そのかはりに人力車が走るやうになりました。
百姓の足、坊さんの足 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
頑固の看板と人から笑はれてゐた丁髷ちよんまげを切りもやらぬ心掛が自然そのわざの上にあらはれて、豪放無類の作りが名を得て、関東関西の取引の元締たる久宝寺町の井筒屋、浪花橋の釘吉くぎよし松喜まつき
名工出世譚 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
大小をさした丁髯ちよんまげの侍のわきには日本の子供と中国の子供とが遊んでゐる。——