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ちょうばごうし
ふりがな文庫
“ちょうばごうし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
帳場格子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帳場格子
(逆引き)
ちょうどうまい折だから、椅子から立ち上がるや否や、
帳場格子
(
ちょうばごうし
)
の方をふり返って見た。けれども格子のうちには女も札も何にも見えなかった。
夢十夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
お島は気骨の折れる子持の客の帰ったあとで、
気憊
(
きづか
)
れのした体を
帳場格子
(
ちょうばごうし
)
にもたれて、ぼんやりしていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
伊勢屋とした
紺暖簾
(
こんのれん
)
の見える麩屋町のあたりは静かな時だ。正香らが店の入り口の腰高な障子をあけて訪れると、左方の
帳場格子
(
ちょうばごうし
)
のところにただ一人留守居顔な亭主を見つけた。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ちょうばごうし(帳場格子)の例文をもっと
(9作品)
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