“ちょうさくりん”の漢字の書き方と例文
語句割合
張作霖100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
張作霖ちょうさくりんが威を張ると同時に、一方、日支二十一カ条問題をめぐって、排日は到る処に行われ、全満にはびこっている。日本人の居住、商租権などの既得権すら有名無実に等しい。
私が張作霖を殺した (新字新仮名) / 河本大作(著)
兵隊上りで、張作霖ちょうさくりんの爆死事件に鉄路に爆弾を仕掛けたといふ工兵隊の一人で、その後の当分は外出どめのカンヅメ生活がたのしかつた、とそんな話を私にきかせてくれた。
いづこへ (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
それは張作霖ちょうさくりん爆死以後の状況を見ると、どうも満州問題もこのままでは納まりそうもなく今後、何か一度、事が起ったなら結局、全面的軍事行動となる恐れが充分にあるから
戦争史大観 (新字新仮名) / 石原莞爾(著)