“ちゅうかんぱん”の漢字の書き方と例文
語句割合
中甲板100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
笛の音は中甲板ちゅうかんぱんの巨大なマストの下、三本立った白茶に藍の開き耳の、これも大きな通風筒の向う蔭から響いて来る。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
俺は黙って鉄梯子てつばしごを昇って、中甲板ちゅうかんぱんの水夫部屋に来た。入口につかまって仁王立におうだちになったまま大声で怒鳴った。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)