“ちゃきん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
受汚50.0%
茶巾50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はゆつたりとすわつて作法のやうに受汚ちゃきんで茶盞をぬぐひ、茶瓶の蓋を開けて中を吟味し、分茶盒ちゃいれと茶罌をひざ元に引付けた。そして湯の沸くのを待つた。
上田秋成の晩年 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
その間に、茶巾ちゃきんをもって、主客の小さい煎茶せんちゃ茶碗をぬぐう。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)