“ちゃうす”の漢字の書き方と例文
語句割合
茶臼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白洲しらすに臨める縁先の障子は締切られて、障子の内に所司代の席を設け、座右には茶臼ちゃうすが据えてある。重宗は先ず西方を拝して後ちその座に着き、茶をきながら障子越にうったえを聴くのであった。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
作州美野みのという村の白壁の池は、いかなる炎天にもたことのない物凄ものすごい古池で、池には片目の鰻がいるといいました。昔一人の馬方が馬に茶臼ちゃうすを附けて、池の堤を通っていて水に落ちて死んだ。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)