“ちぶる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
血顫60.0%
血振40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからブルッと血顫ちぶるいをした。ケラケラケラと笑わんず気勢けはい。ポンと蹴返して乳の下を諸手突きに一刀刺す。ヒーッという悲鳴。ふるわせる指先。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
またしてもうなされる竜之助の声、兵馬を斬って血振ちぶるいをするのかとも想われる。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
刀の血振ちぶるいをして道標の柱へ手をかけてほっと一息。
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)