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ちとせふ
ふりがな文庫
“ちとせふ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
千歳経
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千歳経
(逆引き)
風が身に染むので心着けば、
樹蔭
(
こかげ
)
なる
崖
(
がけ
)
の腹から二頭の竜の、二条の氷柱を吐く末が
百筋
(
ももすじ
)
に乱れて、どッと池へ
灌
(
そそ
)
ぐのは、熊野の
野社
(
のやしろ
)
の
千歳経
(
ちとせふ
)
る杉の林を頂いた、十二社の滝の
下路
(
したみち
)
である。
政談十二社
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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