“だんじょうしょうひつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弾正少弼66.7%
弾正正弼33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちには、土岐とき弾正少弼だんじょうしょうひつ頼遠よりとお、二階堂下野しもつけノ判官行春などという者がいた。どっちも歴々な武家だった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ご一族では、阿曾あそ弾正少弼だんじょうしょうひつ、名越遠江守、大仏陸奥守おさらぎむつのかみ伊具いぐノ右近大夫、長崎四郎左衛門」
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
というのは、清子の甥の、弾正正弼だんじょうしょうひつのことである。彼の住居の跡は、梅迫から一キロほどの北の上杉町にあって今でも“だんじょう原”と呼ばれている。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)