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だじん
ふりがな文庫
“だじん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
打尽
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打尽
(逆引き)
「それッ、江戸の廻しもの唐草銀五郎、またしきりにそこらを
嗅
(
か
)
ぎまわる
天満
(
てんま
)
浪人や、手先の犬どもを、一
網
(
もう
)
打尽
(
だじん
)
にしてしまえ」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「——もし宋江が
報
(
し
)
らせにきてくれなかったら、おれたちは一
網
(
もう
)
打尽
(
だじん
)
になるところだった。さっそく何とか考えずばなるまい」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宋江、呉用、の大物から以下の賊将どもまで、一
網
(
もう
)
打尽
(
だじん
)
とすることは、まさに今夜にあり——という計だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ちょうどいい! お家の秘密をうかがう奴めら、今夜を期して一
網
(
もう
)
打尽
(
だじん
)
だ」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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