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たんも
ふりがな文庫
“たんも”の漢字の書き方と例文
語句
割合
痰持
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
痰持
(逆引き)
……俺の父、甚右衛門の
長煩
(
ながわずら
)
いを、どうして御存知か、蕗のとうは、
痰持
(
たんも
)
ちに無二の薬、病人にやるがよいと、下されたのだ。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「金五。——そなたの家の御病人は近頃どうじゃの。この寒さでは持病も
募
(
つの
)
ろう。蕗のとうは、
痰持
(
たんも
)
ちには無二の薬と聞いておる。煮るなと、汁に入れるなとして喰べさせてあげたがよい」
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、その
痰持
(
たんも
)
ちが、痰の間にいった。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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