“たじからおのみこと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手力男命50.0%
手力雄命50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それをとりまいて見物している神々が笑いどよめいた声に誘われて、好奇心を動かされた女酋長がちょいと岩戸をかしたところを、手力男命たじからおのみことが岩を取り除けて連れ出したという物語である。
私たちの建設 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
恐ろしく急な山もあるものだと呆れた程、岩で築き上げたような狭い頂上は、手放しでは安心して立っていられないような気がした。それでも小さい祠があって、手力雄命たじからおのみことが祭ってある。
木曽駒と甲斐駒 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)