“たいしょうてき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
対照的50.0%
対踵的50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丹羽五郎左という人物を思うとき、秀吉は、かれの正直誠実な性格とは、まったく対照的たいしょうてきな自分のずるさや人の悪さを、認めないではいられない。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
源之助がしきりに立役をしたのは、明治三十六年五代目尾上菊五郎が死んだ年あたりからである。これは田之助の継承を無理にもさせられた時とは対踵的たいしょうてきに、自分からすすんでしたものだった。
役者の一生 (新字新仮名) / 折口信夫(著)