対踵的たいしょうてき)” の例文
源之助がしきりに立役をしたのは、明治三十六年五代目尾上菊五郎が死んだ年あたりからである。これは田之助の継承を無理にもさせられた時とは対踵的たいしょうてきに、自分からすすんでしたものだった。
役者の一生 (新字新仮名) / 折口信夫(著)