“対踵的”の読み方と例文
読み方割合
たいしょうてき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源之助がしきりに立役をしたのは、明治三十六年五代目尾上菊五郎が死んだ年あたりからである。これは田之助の継承を無理にもさせられた時とは対踵的たいしょうてきに、自分からすすんでしたものだった。
役者の一生 (新字新仮名) / 折口信夫(著)