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そばごと
ふりがな文庫
“そばごと”の漢字の書き方と例文
語句
割合
側言
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
側言
(逆引き)
気の毒な、そう眼が
慧
(
さと
)
くとも困ったものだ。もちろん冗談さ。たかが魚拾いの下司どものたわごと。そんな
側言
(
そばごと
)
をしていたという話だ。
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
道益は朝の
餉
(
かい
)
にしている牛の
乳
(
ちち
)
を
金椀
(
かなまり
)
でやりつけながら、まず、は、は、はと思出し笑いをし、それから、昨夜、磧で聞いた
鰻掻
(
うなぎか
)
きの下人どもの
側言
(
そばごと
)
をおどけた口で話してきかせると
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
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