“そのひとごみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
其雑踏100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見物人は追々にえて来た。柳屋のお清も駈けて来たが、ただわやわや云うばかりで手の着様つけようがない。其雑踏そのひとごみを掻き分けて、ぬっと顔を出したのはのお杉ばばあであった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)