“そうじろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宗次郎66.7%
惣二郎33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いたし方御座いません、申上げますが——芳江とその兄宗次郎そうじろうは、非人頭、車善七くるまぜんしちの配下に御座ります」
山名屋五左衛門は庶腹しょふくの弟で家を継ぎましたが、五左衛門の兄に当る先代五左衛門の子の宗兵衛そうべえというのが、五十を越してせがれ宗次郎そうじろうと一緒に、金沢町に細々と暮しておりました。
というと驚きまして、本家ではせがれ惣二郎そうじろうから弟息子の惣吉そうきちにお内儀かみさん村の年寄が駈けて来て見ると間に合いません間に合わない訳で、殺した奴が知らしたのでございますから。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)